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ブランドセレクション 注目のマンションブランドを編集部が徹底取材

仕様への誇り

 「家族」の視点で捉え直した住まい。約32万世帯にライオンズマンションが愛される理由。

「ライオンズマンション」の大京といえば、累計供給戸数第1位の座を誇る、分譲マンション業界最大手のデベロッパーだ。すでに6000棟を達成し、約32万世帯が暮らしているという。そこまで愛される理由はなんだろうか?「Family First」を掲げ、家族の希望を形にする独自のプランニングがカギのようだ。具体的にその比類なき魅力を探ってみよう。

1.デザインのテーマは「上質」と「誇り」

存在感や街並みとの調和を確保

 「家族想いの象徴=ライオン」をブランド名に掲げるライオンズマンション。そのブランドコンセプトは「Family First もっと自由に。ずっと快適に」。提供するマンションをすべて「家族」の視点で捉え直し、6つのカテゴリーで高品質な住まいとサービスを約束している。6つのカテゴリーとは、「デザイン」「クオリティ」「セキュリティ」「アメニティ」「サポート」「カスタマイズ」。ライオンズマンションを語る上で欠かせないキーワードだ。

 たとえば「デザイン」。ライオンズマンションのデザインテーマは「上質」と「誇り」。いつまでも変わらない上質な住空間と、そこに暮らすことを誇れるような高級感をめざしている。
まずはグランドデザイン。外観は街並みと美しく調和しながらランドマークとして個性ある存在感を放ち、マンションの顔となるファサードアプローチは、水や緑、光を調和させ、思わず目を奪われるような美しさがある。

ライオンズ四谷タワーゲート
■自然・都市・アート・歴史を結ぶランドマークとして、個性ある存在感を持つ「ライオンズ四谷タワーゲート」(2007年6月竣工・分譲済)。
グランフォート鎌倉山ノ内
■2007年度グッドデザイン賞(建築・環境デザイン部門)を受賞した「グランフォート鎌倉山ノ内」(2006年4月竣工・分譲済)。

 元々あった街並みを受け継ぎ、ダイナミックな景観設計と四季の移ろいを見せるランドスケープに続いて、洗練されたエントランスがやすらぎと感動を与えてくれる。そして品格のある空間づくりはプライベートゾーンへと続く。新しい住まいへの高揚感を高めるデザインコンシャスな居住空間を実現している。

 ライオンズマンションが提供する「上質」な住空間と「誇り」ある高級感とは、これまでグッドデザイン賞を多数受賞してきた実績とデザインに対する設計思想を住まいというカタチにしたものであり、すべての居住者に感動を与えることを目指すライオンズマンションの「デザイン価値」そのものである、と言い換えることができるだろう。

2.40年の歴史で培ったオリジナリティ

女性の夢をかなえるキッチンとドレッサー

L’s KITCHEN
■「L’s KITCHEN」。キッチンのキャビネットは出し入れのしやすいスライドタイプ。豊富な収納スペースの使用でキッチンをより広く見せることができる。家事負担を軽減する全自動食器洗い乾燥機も標準装備されている。

 こうした理想の「家時間」を提案するのは、注目の女性プロジェクトチーム[Lions Living Labo]。「日頃女性が感じている不満を解決し、女性が抱く夢をかなえる商品をつくろう!」と、メーカーや男性社員と意見を戦わせながら商品化を進めたという。

 2008年2月には「Ki-Le-I DRESSER」をリリース。メイクアップアーティストらの協力をあおぎ、2種類のライトを使った照明(Ki-Le-Iライト)や清潔で合理的な収納などを設計。キレイになるための理想的な空間を提供する。

 今後も子育てや収納、ペットなどをテーマに新しい企画が順次登場する。[Lions Living Labo]の動きから当分目が離せそうにない。

 プライベートゾーンで特筆しておきたいのが、オリジナル商品である「L’s KITCHEN」。女性たちが重視するキッチンへのこだわりを実現したものだ。開発段階でモニターによる座談会やアンケート等を実施して女性ならではの視点と声を反映。天然大理石のカウンター、豊富な収納スペース、食器洗い乾燥機、ワイドなシンクなど、高いデザイン性、機能性を誇るシステムキッチンを標準に、さらに自分の好みに合わせたカスタマイズを可能にした。カウンターの高さや扉の色はもちろん、食器洗い乾燥機を収納スペースに変更したり、IHクッキングヒーターやハイグレードコンロへの変更もできる「セルフセレクトシステム」を採用したのである。

 ももうひとつ特筆すべき工夫は、キッチンに「家族のコミュニケーション」という視点を加えたこと。中央の調理スペースを広くとり、シンクの位置を端に寄せ、親子や夫婦が並んで調理を楽しめるように工夫している。幅2m55cmのキッチンの場合、従来の標準仕様より約25cm~30cmほど中央の調理スペースが広くなった。さらに、水仕事の音が響きにくい静音シンクを採用し、リビングにいる家族との会話も妨げないよう配慮している。

中央の調理スペースを広くとるためシンクの位置を端に寄せ、親子や夫婦で料理が楽しめる設計。
■中央の調理スペースを広くとるためシンクの位置を端に寄せ、親子や夫婦で料理が楽しめる設計。幅2m55cmキッチンの場合、今までの標準仕様のキッチンより約25cm〜30cm中央の調理スペースが広くなった。
Ki-Le-I DRESSER
■「Ki-Le-I DRESSER」。「多くの人は腕1本分の距離から顔を見る」という意見をヒントに設計されている。照明は、白熱灯と蛍光灯をミキシングし、昼夜を問わずキレイに見えるメイクができるようにした。また、引出しを3段にすることで目的別に整理しやすい収納を実現。

3.家族みんなが快適な「アメニティ」

環境への配慮とユニバーサルデザインを実践する時代に

ユニバーサルデザイン概念図
■ライオンズマンションのユニバーサルデザイン概念図。幼児からお年寄りまで世代を問わず家族の誰もが快適に安全に、いつまでも住み続けれる住まいであるために、ライオンズマンションではあらゆる場所にさまざまな工夫を凝らしている。

 子育てや高齢化への対応についてはどうだろう。大規模物件ならではのスケールメリットを存分に活かした「亀戸レジデンス」では、住宅型有料老人ホームや、認可保育所・学童クラブなどをはじめとした複合型施設を敷地内に用意したことで話題になっているが、それ以外にもライオンズマンションはユニバーサルデザインの積極的な導入を図り、家族のだれもが快適かつ安全に暮らせる「アメニティ」を提供する。

 現地に行くと、駐車場へ向かう車とエントランスに向かう人を分ける歩車道分離など、基本的な動線計画がしっかりしていることに気づく。アプローチに階段がある場合は必ず勾配の緩やかなスロープを設置し、エントランスにある集合インターホンは、車椅子を使用している方から背の高い方まで、誰もがスムーズに操作でき、カメラに顔が写る高さに設置されている。また、室内ではトイレや洗面室の入り口までもフルフラット。これなら足元の見えにくい妊娠中の方や、歩き始めの赤ちゃんなども安心して利用できる。ほかにも外廊下や外階段、コンセントにいたるまで配慮が行き届いている。

 ライオンズマンションには緑が多いことも、子育てファミリーにとっては魅力。たとえば「ライオンズ港北ニュータウン フォレストフォート」には壮大なスケールの保存緑地や散策路が用意され、保存する従前のグリーンに加えて、春にはソメイヨシノやハナミズキ、夏にはあじさいやヤマボウシなどが植樹され、目を楽しませ、そしてこころも潤してくれる。

 もちろん、環境への配慮に対する姿勢も見逃せない。生ゴミの量を約3分の1に減らすディスポーザーや、断熱性が高く結露を防ぐペア(複層)ガラス、さらに家計にも優しいエコジョーズやエコキュートといった、常に先進的な環境対策推奨商品をいち早く取り入れ、省エネルギー・省コストを実現してきた。ライオンズマンションは環境と共生する取り組みを高水準で実施することで、着実に実績を積み重ねている。

ザ・ライオンズ武蔵野 アルトゥーレ美浜
■「ザ・ライオンズ武蔵野」は、東京有数の自然を有する武蔵野の地に相応しい庭園を敷地内に用意したり、屋上緑化に取り組むことで、環境に配慮しながら季節を五感で楽しむといった、次世代のの住まいのスタンダードを提案している。 ■「アルトゥーレ美浜」は、リゾートに暮らすという理想的な住まいを実現している。沖縄の青い海を望みながら、暮らしを豊かにする都市機能も享受するというコンセプトによって、新しい暮らし方を提案している。

4.ライオンズマンションならではの「セキュリティ」

“人の目”と“機械の目”の融合がセキュリティを充実させる

 快適な住まいには「安心」「安全」が欠かせない。ライオンズマンションでは閉鎖的な環境にならないよう敷地をオープンにすることでセキュリティを強化している。マンションの周囲にもフェンスや塀をできる限り設置せず、見通しが良く景観も良い、高さを抑えた樹木を植えることで、人の目を防犯に生かすという発想だ。

 その上で、「敷地・建物・各階・住まい」という4つのセキュリティラインを設定。それぞれに対策を講じて安全を届けている。とくにエントランスホール、エレベーター乗り場、住戸の玄関、住戸のドアや窓は独自の「クワッドロックシステム」で厳重に守っている。たとえ部外者が訪れても居住者にオートロックを解除してもらわないかぎり、キーを持たない人間はエレベーターを使用できないという。つまり、機械の目によっても「安心」「安全」な暮らしに重要な貢献をしていると言えるだろう。

 また、2008年よりセキュアプラスを導入。セキュリティインターホンの非常ボタンや防犯センサー熱感知器などが作動した場合は、防災センター(管理事務室)を経由して管理会社の運営するL.O.G.(ライオンズ・オンライン・ガード)システムセンター、警備会社の2ヵ所に自動通報され、必要に応じて専門スタッフが迅速に対応する。

亀戸レジデンス
■「亀戸レジデンス」B-I3タイプ(モデルルーム)リビングダイニングの風景。マンションには実際にモデルルームに来場しないと分からない数多くの特長がある。モデルルームのスタッフに気になる点をじっくりと聞いてみることが、自分に合った物件探しの近道になるだろう。
接道緑化
■道路に接する敷地部分を広く取り緑を配置することで、防犯に役立ちながら建物と街並みを一体化する効果もある「接道緑化」の実例。
クワッドロックシステム
■エントランスホール、エレベーター乗り場、住戸の玄関、そして住戸のドアや窓、この4重のセキュリティ体制が「クワッドロックシステム」。エントランスで居住者にオートロックを解除してもらわない限り、キーを持たない人のエレベーター使用はできない。

 セキュリティに関すること以外でも、「健康相談」や「子育て支援」、多種多様な施設の割引サービスの提供などを開始している。こうした対応は、日々の管理業務はもちろん、地域とのコミュニティづくりや災害時の支援、住み替えなどでも役立ってくれる。これがライオンズマンション自慢の「サポート」というわけだ。

 最後に、建物自体の「耐久性」「安全性」「継続性」「快適性」を守る「クオリティ」については、ぜひモデルルームでスタッフの話に耳を傾けよう。モデルルームで味わう高揚感だけでなく「安心」という裏付けで、購入を検討するあなたの背中を押してくれるだろう。家族みんなが満足できるライオンズマンション。これまでに32万世帯が微笑んだ、まさに自由で快適な住まいである。

株式会社大京
設立:1964年12月11日

■webサイト
大京公式HP http://www.daikyo.co.jp/
ライオンズマンション公式HP http://lions-mansion.jp/

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